【保存版】最終面接で落ちる人の特徴|転職で失敗しないコツ

【保存版】最終面接で落ちる人の特徴|転職で失敗しないコツ
この記事で解決できるお悩み
  • 最終面接でほぼ受かるは間違い!落ちる可能性もある
  • 最終面接で落ちる人の特徴と理由
  • 最終面接で企業が見ている3つのポイント
  • 【ケース別】最終面接に落ちないための具体策
  • 最終面接でよくある落ちるフラグ・落ちたサインとは?

最終面接まで進めたのに、落ちることもあるの……?

そんな不安を抱えていませんか?ここまで進めてきたからこその不安は自然なことです。

実は、最終面接で不採用になる人は少なくありません

この記事では、転職する方向けに、最終面接で落ちる人の特徴や落ちるフラグ、落ちないためのポイントについてわかりやすく解説します。

最終面接で採用を勝ち取れるよう、落ちる原因を知り、今から準備を始めましょう。

本記事のライター:伊藤えま

採用・人事歴10年以上。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP)取得済み。
採用統括責任者として現場で得てきたリアルな知見を、発信している。

目次

最終面接でほぼ受かるは間違い!落ちる可能性もある

最終面接は「ほぼ受かる」と考えている方もいますが誤りで、落ちる可能性もあります。

一般的に最終面接の合格率は50%前後と言われており、約半分が最終面接で不採用になります。
ただし、企業ごとの最終面接の位置づけによって合格率には違いがあります。

たとえば、一次・二次面接で応募者のスキルや能力・マナーの選考は終わり、最後の意思確認として位置づけしている場合には合格率は高くなります。

一方、最終面接でもしっかり選考を行う方針であれば、最終面接でも不採用となる人がでてきます。

また、いままでの面接とは違い経営層が面接官になることが多く、経営層の考え=社風に近くなります
そのため、経営層とあわないと思われた人は不合格になりやすい傾向です。

最終面接でも不採用になるため事前の準備は必須です。

最終面接で落ちる人の4つの特徴|入社意欲とミスマッチが原因?

最終面接で落ちる人にはありがちな特徴があります。

  • 入社意欲が見えない
  • 活躍している姿がイメージできない
  • 意思確認と思い油断している
  • 今までの面接と一貫性がない

落ちる理由とあわせて解説していきます。

入社意欲が見えない

第一希望だとわからない場合には、不採用となる場合があります。

経営層は特に自社に愛着心が強いため、入社意欲が見えない人を採用したがりません。

「弊社が第一希望ですか?」と意欲を確認するような質問は最終面接でよくされる傾向です。
「他にも選考が進んでおり、まだ第一希望を絞っていません」のような曖昧な回答をだと志望度が低く、入社意欲があまりないように見えます。

活躍している姿がイメージできない

応募者のキャリアプランと企業が求める人物像が一致していないと、活躍している姿がイメージできません。

たとえば、企業が積極的に主体性を持って仕事を進める人を求めている場合に、サポートする立場で仕事をしたい人はミスマッチです。職場で活躍している姿は想像しづらく、評価が低くなります。

意思確認と思い油断している

最終面接が意思確認のみだと油断し、言葉遣いがラフになったりすると志望度が低く見えて落ちる場合があります。気の緩みには経営層は敏感です。

事前準備で逆質問ができない場合には「興味がないのかな」と思われることもあるでしょう。

面接に慣れると言葉がくだけた感じとなり、評価を下げる結果となることもあります。

いままでの面接と一貫性がない

いままでの面接での情報は引継ぎされている場合がほとんどです。面接ごとの回答に一貫性がないと、その場限りの回答をしていると信用を失うことがあります。

一次面接では「〇〇のプロジェクトをサポートした」と伝えていた経歴が、最終面接では「〇〇のプロジェクトリーダーを勤めた」に変わると面接官は違いに気づきます。
すると、不信感を抱かれることとなります。

最終面接で企業が見ている3つのポイント

最終面接ならではの企業が重視して見ているポイントがあります。

  • 会社の社風にあっているか
  • 向上心があるか
  • 入社意欲の高さ

それぞれ詳しく解説します。

会社の社風にあっているか

経営層は応募者の価値観と社風・企業理念の一致度を重視して見ています。自分達の価値観と近い考え方の応募者かを見極めています。

たとえば、協調性を重視する企業理念の場合には、チームで協力して進めた経歴が好印象になります。「チーム内で情報の連携を強化して目標を達成した」といった連携力をアピールできる内容が良いでしょう。

向上心があるか

現状維持が衰退に繋がるという考え方の経営陣は多いため、向上心を感じる応募者は評価がされやすくなります。向上心を持って自己成長する人は、企業にとっても社内全体のモチベーションを高める効果が期待できるからです。

自立的なキャリア形成をサポートする制度を充実させている企業であれば、自分の意志で学んで成長をしていきたいと伝えると好感を得やすくなります。

入社意欲の高さ

同程度の能力がある人であれば、より入社意欲が高い人を採用したいと考えるのは自然なことでしょう。

選考は応募者同士を比較して決定するため、同じレベルの応募者がいることも多々あります。そのようなときは、志望度の高さを決め手として採用を決めることが多い傾向です。

最終面接で落ちないための対策4選

最終面接まで進んだものの落ちることがないよう対策をしましょう。

緊張感を持つ

気の緩みがきっかけで評価を下げる場合があるので緊張感を持って面接に臨みましょう。

一次・二次面接と同じように徹底した事前準備をして、どのような質問でも適切な回答ができるようにしておきます。

企業理念の研究

企業理念や社風との合致をアピールできると応募者の中でも有利になりやすくなります。

コーポレートサイトをくまなく確認して、企業が何を大切にしているのか、どのような価値観を持っているのかを把握しておきます。面接では近い価値観であることを伝えましょう。

逆質問でのアピール

企業理解を深めようとしている姿が好印象に繋がるため、逆質問でのアピールも有効です。
最終面接に適した逆質問の内容や数がポイントです。詳しくはこちらの記事で解説をしています。

面接後のお礼メールを欠かさない

面接後のお礼メールは、選考結果がくつがえるほどの効果は期待できません。
しかしながら、丁寧な対応が好感触になる人は一定数います。

メールは面接のお礼からはじまり、面接を通してさらに入社意欲が高まったことを伝えられると良いでしょう。

【ケース別】最終面接に落ちないための具体策

最終面接にもさまざまなケースがあるため、落ちないための具体策について解説します。

最初の面接が最終面接だった場合

最初の面接がいきなり最終面接の場合には、一次の気持ちで面接を受けないことが大切です。面接官が最終の意思決定者である場合があります。

カジュアルな雰囲気の面接であっても最終面接であることを忘れず、真剣に答える姿勢を常に持ちましょう。志望度や自己PRを簡潔に伝えることも大切です。

面接が1回しかないため「この人を採用すれば確実だ」と感じてもらう必要があります

オンライン面接の場合

コロナ禍を経て最終面接は対面へ戻す企業も増えてきていますが、オンライン面接を実施する企業もあります。

オンライン面接では、第一印象を良くすることに重点的に取り組みましょう。仕草や雰囲気が伝わりにくく、第一印象を良くするには対面以上に準備が必要です。

音声やカメラ、背景などの環境は事前に準備やテストを行って確認しておきましょう。また、相手に伝わりやすいように面接中は表情にも注意を払ってください。

最終面接でよくある落ちるフラグ・落ちたサインとは

落ちるサイン内容
面接官からの質問が少ないあまり質問されずに終了する
面接時間が短い予定されていた時間より早く終わる
面接官の反応が薄い、悪い相づちが少なく、話が広がらない
応募書類を返却される面接終了時に履歴書や職務経歴書を返却される

最終面接でよくある落ちるフラグ・落ちたサインは上記のようなものがあります。応募者が自社には適さないと感じると、相手への興味がなくなるため面接にも変化が現れることがあります。

ただし、近年は口コミサイトやSNSで悪い評判が広がることがあるため、わかりやすい落ちるフラグをする企業は減少しています。

そのため、このような傾向がみられたとしても落ちるとは限らないことを覚えておきましょう。

最終面接でよくされる質問と回答例

最終質問でよくある質問とOK回答例を紹介します。

志望動機

「志望動機を教えてください」

頻出の質問ではありますが、最終面接ほど聞かれやすい質問です。
志望動機についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

キャリアプラン

「あなたのキャリアプランを教えてください。」

応募者の将来性や、企業とのマッチ度を確認するための質問です。企業の求める人物像にあわせた回答が好印象に繋がりやすいでしょう。

OK回答例(事務職の場合)
ミスをなくすための課題発見やPC機能を活用した解決には自信があります。今後も積極的に新たなスキルや資格を習得して、事務の専門家として貢献していきたいと考えています。

入社意欲

「弊社が第一希望ですか?」

入社意欲や志望度を確認する目的で、一次・二次で質問されていたとしても改めて最終面接でよく質問されます。

一般的には「第一志望です」と回答するのが基本です。なぜ第一希望なのかを具体的に伝えることが重要です。

OK回答例
はい、御社が第一志望です。企業研究を進める中で、御社の〇〇(企業理念や重点を置いている事業内容)に強く共感いたしました。前職での〇〇の経験は御社の〇〇に活かせると考えております。ぜひ御社で働かせていただきたいと考えております。

逆質問も評価対象!最終面接で好印象を残す質問とは

逆質問は志望度の高さや適性、コミュニケーション力を伝えられる重要なポイントです。
最終面接にあった内容や数の逆質問を準備しておくと好印象に繋がります。

逆質問についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

最終面接で落ちたときは辛いが原因を探る

最終面接まで進んだものの不採用となった場合は、辛い気持ちもありますが原因を探ることが大切です。

不採用になるのには必ず理由があります。
理由がわかれば原因と対策を確認して次の選考に活かすことができます。

最終面接で不採用となった場合、不採用の理由を企業に質問する応募者は一定数いますので遠慮は不要です。回答をもらえるかは企業の方針次第ですが、理由を教えてもらえれば有益な情報となります。

よくある質問

最終面接についてよくある質問をまとめました。

最終面接で志望度が原因で落ちることはある?

不採用となることもあります。志望度は経営層が重視している点で、一次・二次より比重が高くなる傾向です。

最終面接でも手を抜くことなくアピールしましょう。

結果の連絡が遅い……落ちた?

連絡が遅い=不採用ではありません。企業の採用方針で応募者すべての選考終了後に結果を出すこともあります。

最終面接、落ちる理由は?

最終面接で不採用となる主な理由は下記の通りです。

  • 入社意欲が面接官に伝わらなかった
  • 企業理念や社風とは合わなそうだった

最終面接ではスキルや経験よりも、価値観や意欲のような「人」を見極める傾向です。

まとめ

この記事では、最終面接に落ちる人について解説しました。

最終面接はほぼ落ちないと考えている方もいますが合格率は一般的に50%前後です。そのため対策をしておかないと不採用になりかねません。

最終面接で落ちる人の特徴を知り、採用のための対策を今から進めていきましょう。

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