- 履歴書の日付は書いた日ではなく「提出日」を記入する
- 郵送 → 投函日
- 持参 → 面接日
- メール → 送信日
「履歴書の日付は書いた日でいいの?」
「郵送の場合はいつの日付?」
「日付を間違えたまま提出してしまった!」
このように悩んでいる方も多いのではないでしょうか。実は、履歴書の日付をなんとなく書いてしまうと、採用担当者に「雑な仕事をする人」といった印象を持たれる可能性があります。
この記事では、提出方法別の正しい日付の書き方、書き間違えた際の対処法を詳しく解説します。最後まで読めば、日付のルールを正しく理解して、自信を持って履歴書を提出できるようになるでしょう。

- 採用・人事歴10年以上
- 中途採用で900名以上を選考
- 採用統括責任者として書類選考・面接・採否の決定を担当
- 人事評価基準の策定・人事考課にも従事
- 社員のキャリア相談を多数経験
- 2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP)
履歴書の日付はいつ?「提出日」を書くのが正解

履歴書の日付は「提出日」を記入するのが正解です。日付欄は、書類を作成した日ではなく、採用担当者へ提出する日を記入します。郵送・持参・メールと提出方法によって「提出日」の定義が異なるため、それぞれのルールを正しく把握しておきましょう。
もし作成した日を記入して日付にズレが生じると、採用担当者に「書類を使い回しているのではないか」といった不信感を与えてしまいます。その結果、基本的なビジネスマナーに欠けていると判断され、マイナスの印象に繋がりかねません。
相手にマイナスな印象を与えないためにも、提出方法に合わせた正しい日付を記入しましょう。
履歴書の日付ルール|郵送・持参・メール別

提出方法によって、履歴書に記入すべき日付は異なります。以下の早見表で、提出方法ごとのルールをチェックしましょう。
| 提出方法 | 記入する日付 | 注意点 |
|---|---|---|
| 郵送 | ポストへ投函する日 | 書類作成日や発送準備日は不可 |
| 持参・手渡し | 面接当日の日付 | 事前に書いても日付は面接日にする |
| メール提出 | メールを送信する日 | ファイル作成日は不可 |
提出方法ごとにルールが異なるため、それぞれのポイントを以下で詳しく解説します。
郵送の場合はポストへ投函する日
郵送で履歴書を提出する場合、記入すべきは「ポストへ投函する日」の日付です。書類を作成した日や封筒に書類を入れた日ではなく、実際に発送する当日の日付を書くのが正しいビジネスマナーとされています。
例
2026年4月5日作成、4月6日ポスト投函
→ 2026年4月6日
あらかじめ投函する予定日を決めて記入しておけば、発送の間際になって慌てる心配もありません。ミスを防ぐなら、投函するタイミングが確定してから日付を書き込むのが安心な方法です。
郵送の場合は、封筒の書き方にも注意が必要です。宛名の書き方など、郵送時のマナーに自信がない方はこちらも確認しておきましょう。
>> 履歴書の封筒|採用担当がわからない時の正しい宛名【例文付き】
持参・手渡しの場合は面接日
持参・手渡しで提出する場合は「面接当日の日付」を記入します。事前に履歴書を作成していても、日付欄には面接当日の日付を書きます。
例
2026年4月5日作成、4月6日面接
→ 2026年4月6日
面接の前日や数日前に履歴書を完成させることが多いですが、日付だけは面接当日の朝に記入するようにしましょう。採用担当者に手渡しする日と日付が一致していることが、丁寧な仕事をする印象につながります。
メール提出の場合は送信する日
メールで履歴書を提出する場合は「メールを送信する日」の日付を記入します。PDFなどのファイルを作成した日ではなく、実際にメールを送信する当日の日付が正解です。
例
2026年4月5日作成、4月6日送信
→ 2026年4月6日
書類を事前に作成している場合は、送信直前に履歴書日付の更新を忘れないようにしましょう。送信日と日付が異なると、使い回しを疑われる可能性もあるため注意が必要です。
履歴書の日付で失敗しないための3つの鉄則
履歴書の日付は、正しいルールを知っていれば難しくありません。以下の3つの鉄則を押さえておくことで、日付に関するミスを防げます。
西暦・和暦は統一する

履歴書の日付は、西暦と和暦のどちらを使っても問題ありませんが、書類全体での表記の統一が必要です。
たとえば、日付欄に「2026年」と西暦で記入したにもかかわらず、学歴欄や資格欄に「令和8年」と和暦で記入していると、統一感がなくなります。採用担当者に「細部への注意が足りない」といったネガティブな印象を与えかねないため、必ず全ての日付を同じ表記に揃えましょう。
なお、どちらが望ましいか明確なルールはありませんが、企業の書類フォーマットに合わせるのが無難とされています。企業指定がない場合は、自分が書きやすい方で統一すれば問題ありません。
履歴書内では、学歴や職歴の年号もすべて揃える必要があります。学歴や職歴の書き方が不安な人は、こちらの記事もおすすめです。
>> 転職履歴書の学歴はどこから書く?迷わない正解ルール完全ガイド
>>【転職履歴書】職歴の書き方完全ガイド|書ききれない場合のコツ
日付は「1・2・3」の算用数字で書く
履歴書の日付は、漢数字ではなく算用数字(アラビア数字)で記入するのが一般的なマナーです。
「二〇二六年四月一日」のように漢数字で書くと、読みづらく相手に伝わりづらくなります。「2025年4月1日」のように算用数字での記入で、見た目がすっきりとして読みやすくなります。
手書きの場合も、PCで作成する場合も、日付には算用数字を使いましょう。
日付は提出直前に記入する
履歴書の日付は、提出する直前に記入する習慣をつけることで、日付ミスの多くを防げます。書類を早めに完成させておくこと自体は問題ありませんが、日付欄だけは最後に記入するのがおすすめです。
日付欄を空白にしておき、提出直前に記入するルールを自分の中で決めておくと安心です。
履歴書日付のNG例|やってはいけない書き方

履歴書の日付には、やってしまいがちなNG例がいくつかあります。NG例に該当していないか、提出前にチェックしましょう。
履歴書の日付でやってはいけない書き方は以下のとおりです。
- 書いた日を提出日として記入している
- 西暦と和暦が書類内で混在している
- 日付を漢数字(例:二〇二五年)で記入している
- 修正テープや修正液で日付を修正している
- 以前作成した履歴書の日付を更新せず使い回している
- 日付欄を空白のまま提出している
- 月・日を「04月01日」のようにゼロ埋めして記入している
これらのNG例に共通するのは、細部への配慮が欠けている印象を採用担当者に与えてしまう点です。日付は小さなことに見えますが、書類全体の丁寧さを判断する材料にもなります。細かいルールを守り、好印象につなげましょう。
また、日付以外の項目(住所、資格、本人希望欄など)でも、意外に知らないNGマナーが隠れています。提出前に全体のセルフチェックを済ませておきましょう。
>> 転職用履歴書の書き方完全ガイド|採用担当者が教えるマナーと見本
履歴書の日付を間違えた場合の影響と対処法

履歴書の日付を間違えてしまった場合、どの程度の影響があるのかを理解して、対処しましょう。焦らず適切な対応をとることで、マイナス評価を最小限に抑えられます。
日付ミスで即不採用にはならないものの評価が下がる可能性あり
履歴書の日付を間違えただけで、直ちに不採用が決まるわけではありません。しかし、採用担当者は日付を通してあなたの仕事の丁寧さをチェックしています。
事務職や経理職のように1円・1件のミスも許されない職種において、日付の間違いは単なる書き損じでは終わりません。「実務でも確認不足によるミスを招くのではないか」と懸念を抱かせ、採用担当者にとって大きな不安要素となり得ます。
もったいない減点を防ぎ、選考を有利に進めるためにも、日付欄は差がつく項目だと思って正確に記入しましょう。
修正テープ・修正液は厳禁!書き直しが基本
手書きの履歴書で日付を間違えた場合、修正テープや修正液を使って修正するのはやめましょう。修正テープや修正液を使った履歴書は、採用担当者に「雑な印象」や「改ざんの可能性」を感じさせてしまうことがあります。
手書きの履歴書で間違えた場合は、面倒でも最初から書き直すことが基本です。
書き直しの手間を省くためにも、日付は提出直前に記入する習慣をつけることが、ミスを防ぐ最善策といえるでしょう。
書き直すのが面倒な人は、パソコン作成に切り替えるのも手です。手書きとパソコン、どちらが有利か悩む人はこちらの記事を参考にしてください。
>> 転職の履歴書は手書きとパソコンどっちが有利?選び方の新常識
1〜2日のズレは許容される?判断の目安
体調不良や急な予定変更により、記入済みの日付と実際の提出日が1〜2日程度ずれてしまうこともあるかもしれません。
結論から言えば、数日程度のズレで即不採用になることは稀ですが、少しでも不安を感じるなら書き直すのが無難です。日付は採用担当者が意外にチェックしている項目であり、業務の正確さを測る指標にもなります。
同じスペックの応募者が並んだ際、こうした細かなズレが志望度や丁寧さの差として合否に影響する可能性も否定できません。「このくらいなら」と妥協せず、最新の提出日に合わせて整えるそのひと手間が、あなたの誠実さを伝えるアピールになります。
履歴書を間違えたまま提出した場合の対処法
万が一、日付を間違えた履歴書を提出してしまったら、ごまかさず迅速に対応しましょう。ビジネスの場において日付は重要な項目ですが、ミスを素直に認め、誠実に対処する姿勢は「責任感がある」とプラスの評価に繋がることもあります。
気づいたタイミングごとの適切な対処法は以下のとおりです。
| 提出直後に気づいた場合 | すぐに採用担当者へ連絡し、正しい日付の履歴書を再送します。「先ほど送付した書類の日付に誤りがありました」と簡潔にお詫びを添え、速やかに差し替えをお願いします |
| 選考が進んでから気づいた場合 | 面接の冒頭などで「提出した履歴書の日付に誤りがございました」と一言お詫びを伝えます |
日付の正確さは合否の決定打になることもありますが、ミスをした後の振る舞いもまた、仕事への向き合い方としてチェックされています。焦らず、丁寧なリカバリーを心がけましょう。
履歴書の日付に関するよくある疑問Q&A
履歴書の日付について、転職活動中によくある疑問をまとめました。気になる項目をチェックして、不安を解消してから書類を提出しましょう。
- 履歴書の日付は書いた日でもいい?
-
履歴書の日付は、書いた日ではなく提出日を記入するのが正解です。書いた日と提出日が同じであれば問題ありませんが、事前に書類を準備している場合は、日付の記入を提出日の確定まで待つようにしましょう。
- パソコンで作成した履歴書に日付だけ手書きしてもいい?
-
パソコンで作成した履歴書に、日付だけを後から手書きするのは避けましょう。一部だけ手書きにすると、書類全体の信ぴょう性が損なわれるリスクがあります。
少し手間はかかりますが、日付までパソコン上で入力して完成させるのが、スマートなビジネスマナーです。
- 使い回しの履歴書は日付を変えれば問題ない?
-
日付の更新は最低限必要ですが、それだけでは不十分です。志望動機や自己PRも応募先企業に合わせた見直しが必要です。
日付を変えることは大前提として、内容もカスタマイズする習慣をつけましょう。
- 面接日が変更になった場合、日付は書き直さないでいい?
-
面接日が変更になった場合は、履歴書の日付も変更後の面接日に書き直すのが正しい対応です。実際の提出日と日付が一致していることが、丁寧な印象につながります。
面接日が変更となった際は、日付の修正も忘れずに対応しましょう。
- 日付が「令和」と「西暦」どちらが多い?おすすめは?
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西暦・和暦どちらを使っても問題ありませんが、書類内での統一が最優先です。迷った場合は応募先企業の書類フォーマットに合わせるのが無難です。学歴欄・職歴欄・資格欄など、すべての日付を同じ表記で統一しましょう。
- 日付を間違えたまま内定をもらった後でバレたら取り消しになる?
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日付のミスだけを理由に内定が取り消しになるケースはほぼありません。内定取り消しは経歴詐称など重大な虚偽記載が原因となるものです。
とはいえ、気づいた時点で報告する姿勢が、入社後の信頼関係の構築にもつながります。
まとめ
この記事では、履歴書の日付に関する正しい書き方と対処法を解説しました。日付は小さな記載事項に見えますが、書類全体の丁寧さを示すポイントです。正しいルールを押さえて、自信を持って履歴書を提出しましょう。
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