- 面接でマスクをしても評価は下がらない、外すタイミングで印象アップ
- 事前に企業へ確認すれば、当日迷わず安心して臨める
- 清潔感あるマスクで誠実さと好印象を自然に伝えられる
- 外すときは丁寧に扱えば、評価を損なわず安心感を与えられる
2023年3月13日以降、厚生労働省はマスクの着用を「個人の判断」に委ねる方針を発表しました。この方針を受けて、就職・転職活動中に「面接ではマスクを着けるべきか迷う」方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、面接でマスクを着用していても不利になるケースはほとんどありません。ただし、外すタイミングや一言の配慮によって、印象が大きく変わることがあります。
この記事では、面接のマスクに関してお悩みの方向けに、対応方法や、質問の仕方について解説します。
最新の状況を把握して、安心して面接に臨めるようにしましょう。

- 採用・人事歴10年以上
- 中途採用で900名以上を選考
- 採用統括責任者として書類選考・面接・採否の決定を担当
- 人事評価基準の策定・人事考課にも従事
- 社員のキャリア相談を多数経験
- 2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP)
【2026年最新】面接でのマスクは必要?マスクをしても評価は下がらない?

面接におけるマスク着用に関して、一律のルールはないので、企業の考え方や状況にあわせて着用を判断する必要があります。
もともとマスクはビジネスには適していませんでしたが、新型コロナウィルスの流行でマスク着用はマナーとして定着しました。その後、コロナ禍を経た現在では企業によりマスク着用の判断は異なります。
面接では自己で判断するのではなく、応募先の企業や様子にあわせた着用の判断がポイントです。
【2026年版】面接でのマスクはどうする?対応方法をわかりやすく解説

マスクの着用については、企業へ考え方を確認するようにしましょう。確認するのには、2つのタイミングがあります。
事前にメールで確認する
事前にマスク着用のルールをメールで確認します。
企業からの面接日程の案内メールで、マスクについての案内をしていることもあります。質問する前に、事前に案内がないか確認してから質問するようにしましょう。
個人の判断に任せていると回答があったとき|面接担当者にあわせる
「個人の判断に任せています」と回答があったときには、面接担当者にあわせましょう。企業は「個人の判断」とのスタンスであっても、面接担当者の中にはマスクの着用がビジネスシーンにふさわしくないと考える人もいます。
マスクを着用して企業に訪問し、面接担当者のマスクの着用にあわせて着脱するのがベターです。
面接前・面接中|マスクの確認のタイミングと質問の仕方
面接前と面接中にマスクについて確認するのに、確認しやすいタイミングがあります。
面接前
事前に確認するときには、面接日程を設定したあとに質問するとスマートです。
そのまま使えるメール例文
面接に際しまして、当日のマスク着用について一点確認させていただきたくご連絡いたしました。
貴社では現在、面接時のマスク着用について、着用・非着用のいずれを推奨されておりますでしょうか。
貴社のご方針に従い適切に対応したく存じます。
お忙しいところ恐縮ですが、ご教示いただけますと幸いです。
面接中
面接担当者がマスクを着用していない場合には、外してよいか確認してから外すようにします。タイミングは面接がはじまる前が確認しやすいでしょう。
そのまま使える例文
本日はマスクを着用して参りましたが、外しても差支えないでしょうか。
外すときには「失礼します」とひと言添えると相手に配慮している印象になります。
面接中に外したマスク、どこにしまうのが正解?

面接中に外したマスクは、マスクケースに入れてカバンにしまうのが正解です。マスクの扱い方は、話し方や受け答えと同様に、身だしなみや所作として見られています。直接顔に触れるものだからこそ、外した後の行動から清潔感や気配りが伝わりやすく、印象に影響しやすいポイントです。
たとえば、机の上にそのまま置いたり、ポケットやカバンに直接入れたり、顎にずらしたままにする行為(顎マスク)は不衛生でだらしない印象です。
一方、マスクケースに入れてしまうだけで、落ち着きがあり、社会人としてマナーを理解している印象につながります。マスクケースがない場合は、清潔なハンカチやティッシュに包んでしまうとよいでしょう。
面接中に外したマスクは、丁寧に扱います。マスクケースに入れてしまう小さな配慮が、清潔感と信頼感を自然に高めてくれます。
面接でマスクを外したくないときの伝え方・対処法
咳やくしゃみなどの症状がある場合や、家族の体調不良といった事情から、マスクを外すことに不安を感じることもあるでしょう。もし着用したまま面接を受けたい理由があれば、面接官に正直に事情を説明した上で、着用したままでも差し支えないか確認します。
そのまま使える例文
家族に体調不良の者がおりまして、念のためマスクを着用しております。他の方への感染リスクを避ける目的ですので、着用したまま面接を受けても差し支えないでしょうか。
マスクを着けたまま面接を受けるときの4つの注意点

マスクを着けたまま面接を受けるときには、注意する点があります。
マスクは清潔なものを着用
マスクは汚れやシワなどがない、清潔なものを着用しましょう。身につけているものもビジネスマナーとして評価の対象になります。
汚れてしまったときのために、予備を持ち歩くと安心です。
マスクを外してと言われることもある
面接では、本人確認のためにマスクを外すように言われることもあります。慌てることがないように、メイクなど身だしなみは整えておくことをおすすめします。
ゆっくりハキハキと話す
マスクを着用しているときには、いつもより大きな声でゆっくりとハキハキ話すように意識しましょう。マスクで声がこもってしまい、聞き取りづらくなることがあります。
特に面接では、円滑なコミュニケーション能力が評価されるため、相手にわかりやすく話す技術も求められます。
目やジェスチャーで感情を伝える
マスクで口元が隠れると、表情の変化が伝わりづらくなります。過度にオーバーな表現にする必要はありませんが、目元の動きや適切なジェスチャーを交え、感情が伝わるよう意識しましょう。
企業は面接を通じて応募者の人柄や誠実さを見極めたいと考えています。自身の思いや熱意を表現することは、正当な評価を得るための大きなポイントとなります。
【2026年版】Web面接でもマスクは必要?オンライン面接でのマナー
近年増えているWeb面接について、マスクの扱いは対面とは異なります。
Web(オンライン)面接では、マスクは着用しないことがマナーとされています。マスクは感染対策として着用するので、Webでは必要ないと判断されるからです。
対面と比べると、表情や雰囲気が伝わりにくくコミュニケーションが難しいので、相手に伝わりやすいようマスクは着用しない方がおすすめです。
面接で好印象を与えるマスクの選び方【2026年最新】

面接で好印象を与えるマスクは、スーツに合うシンプルで清潔感のあるものを選びましょう。マスクは口元を覆うため、素材や汚れによっては不潔な印象を与えてしまいます。面接官は細部まで見ているため、マスクの選び方も評価の対象になり得ます。
おすすめは、白色の不織布マスクです。プリーツ型でも立体型でも構いませんが、顔のサイズに合ったものを選び、シワや汚れがないことを確認しましょう。
色やデザインが派手すぎるものや柄入りは避け、スーツやオフィスの雰囲気になじむシンプルなマスクが安心です。
面接ではマスクも身だしなみの一部です。清潔で落ち着いた印象のマスクを選ぶだけで、面接官に好印象を与え、誠実さや社会人としての基本姿勢を自然にアピールできます。
まとめ|2026年の面接では企業の方針にあわせたマスク対応を
この記事では、面接のマスクに関してお悩みの方向けに対応方法や、質問の具体例について解説しました。
マスクの着用が必須ではなくなった今、企業によって面接時の対応はさまざまです。重要なのは、事前に確認し、相手にあわせた柔軟な対応ができることです。
面接のマスク着用ルールが明確になったことで、少し気持ちが落ち着いたのではないでしょうか。ただ、実際の面接では「身だしなみ」や「持ち物」など、他にも迷いやすいポイントが次々と出てきます。事前に確認しておくだけで、不安をぐっと減らせる内容をまとめています。
▼あわせて読みたい
>> 面接でスマートウォッチは落ちる?評価が分かれる理由と対策
>> 面接に腕時計は必要?女性が知っておきたいポイントと注意点
>>「持ち物指定なし」でも安心!転職面接の必須持ち物と便利アイテム
>> 面接は怖いと思うのが当然!行きたくない恐怖心を和らげる方法
※本記事に使用しているアイキャッチ画像は、CanvaのAIサービスにより生成された画像を含みます。

