めんどくさがりでも仕事が早い人の特徴|効率化のコツと向いてる職種

めんどくさがりでも仕事が早い人の特徴|効率化のコツと向いてる職種
この記事で解決できるお悩み
  • めんどくさがりなのに仕事が早いのはいいこと?
  • 仕事が早くなる!めんどくさがりな人におすすめの効率化ノウハウ6選
  • めんどくさがり屋に向いている仕事の特徴4選
  • めんどくさがり屋に向いていない仕事の特徴3選

めんどくさがり屋なのに、周りから「仕事が早い」と高い評価をされる人がいます。

めんどくさがりなのに、なぜか仕事が早いと言われる

同僚に比べて仕事をしていないと思われないかな……

このような不安や疑問を感じることもあるかもしれません。

でも実は「面倒を避けたい」気持ちを上手に活かせている証拠です。

この記事では、めんどくさがりの人におすすめの効率化のノウハウや、向いている仕事の特徴をわかりやすく解説します。

本記事のライター:伊藤えま

採用・人事歴10年以上。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP)取得済み。

採用統括責任者として現場で得てきたリアルな知見を、発信している。

あなたの”めんどくさがり”を自信に変えて、もっと楽に成果を出していきましょう。

目次

めんどくさがりなのに仕事が早いのはいいこと?

めんどくさがりでも仕事が早いのであれば、いいことで大きな長所です。

仕事が早ければ生産性があがり、限られた労力で成果を出せるようになります。

たとえば、不要なフローを見つけて削除する提案が出来る人は、企業にとってなくてはならない存在です。
効率化を進めることは、コスト削減や人材不足の解消など企業にメリットがあります。

面倒をさけるために効率よく仕事を進められる人は、優秀な人材として評価されます。

めんどくさがりな人の長所と短所

めんどくさがりの人には長所と短所があります。
活かすために特徴を把握しておきましょう。

長所

  • 最短ルートを見つけるのが上手

面倒を避けるために、効率的に進められる最短ルートを見つけるのが上手です。

  • マニュアル化が得意

都度考える手間を省くために、業務をマニュアル化して二度手間をなくそうとします。

  • 他人の負担を減らす工夫ができる

自分が面倒だと感じやすいので、周りの不便さにも気づきやすいです。
そのため業務改善の提案も得意です。

短所

  • 雑だと思われることがある

クオリティよりスピード重視になりがちなので、仕上がりが雑になることもあります。

  • 先延ばしにすると非効率になる

取り掛かるタイミングが一番面倒に感じて、先延ばしにしがちな傾向があります。
その結果、締め切り前に慌ててしまい非効率になってしまう場合があります。

  • 興味がないとやる気がでない

面倒な気持ちが勝ってしまい、興味がない業務にはモチベーションがでないことも。

仕事が早くなる!めんどくさがりな人におすすめの効率化ノウハウ6選

めんどくさがりの人にこそ、仕事を早く進めるための効率化はおすすめです。

仕組み化する

その都度で考える手間がなくなるので、業務を仕組み化しましょう。

日常的に行う作業はマニュアル化・テンプレート化したり、同じ作業はまとめて一気に終わらせましょう。
ルーチン作業にすることで負担を減らせます。

省けるフローはどんどん削る

業務は最短ルートで進めるのが最も効率的に進められます。

省いても質が下がらないフローは積極的に削りましょう。

また、他の人とのやり取りも意外と時間がロスする作業です。
特に電話は業務が中断しやすいため、必要に応じてメールやチャットツールなどの活用も検討しましょう。

タスクは見える化する

何から手をつけていいのか悩む時間がなくなるように、タスクは見える化しましょう。

タスクを細かくわけて、チェックをつけるだけにしておくと手軽に終わらせられます。

TrelloやNotionなどのタスク管理ツールも役立ちます。

物には住所をつくる

探す手間を省けるよう、物には決まった場所をつくりましょう。

PCでの作業がスムーズに進むように、デスクトップを整理したり、検索で探しやすいようなファイル名をつけるのがおすすめです。

また、作業中に参考にする本やよく使う事務用品も、探す時間がかからないように収納場所を固定しましょう。

ショートカット術を使いこなす

作業時間を短縮するためには、ショートカット術を使いこなすのも有効です。

たとえば、一つ戻る (Ctrl + Z)や一つ進む (Ctrl + Y)などのショートカットキーを使うことで作業がスピードアップします。

面倒なことほど先に手をつける

めんどくさがり屋は後回しにする傾向があるので、面倒なことほど先に手をつけるようにします。

後回しにすると、さらに面倒に感じて負担が大きくなります。

エメットの法則:

仕事を先延ばしにすると、その作業にかかる以上の時間とエネルギーが必要になる法則。

少しでも取り掛かることで、心理的な負担が減りどのぐらいの作業量かも把握できます。
手をつけた結果、意外に面倒ではなかったと感じることもあるでしょう。

めんどくさがり屋に向いている仕事の特徴4選

めんどくさがりの長所を活かせる仕事の特徴を紹介します。

業務フローがマニュアル化されている

手順が明確であれば考える必要がないので、業務フローがマニュアル化している仕事が向いています。

具体的には、事務などのバックオフィス系や工業・倉庫作業が該当します。

仕組み化しやすい

仕組みを一度作ればルーチンワークにできるので、仕組み化しやすい業務もおすすめです。

具体的には、経理事務やデータ入力、在宅の事務代行が近いでしょう。

自分のペースで進められる

自分のペースで進められる作業であれば、他の人にあわせる必要がなくストレスが少ないです。

具体的には、エンジニア、動画編集者、Webデザイナーが当てはまります。

自動化・効率化できる

自動化・効率化しやすい作業は、業務フローが短縮しやすいです。

たとえば、経理事務や総務事務、人事事務の業務は自動化できるツールやシステムが多くあります。

では逆に、向いていない仕事にはどんな特徴があるのでしょうか。
あわせて確認していきましょう。

めんどくさがり屋に向いていない仕事の特徴3選

めんどくさがりの人に向いていない仕事には特徴があります。

  • イレギュラー業務が多い

イレギュラー業務が多い仕事は、毎回対応や優先度を考える必要があり向いていません。

  • 人に気を使い続ける

他人の影響を受けることが多いと面倒が増大するため、人に気を使い続ける仕事はおすすめできません。

  • 完璧さが求められる

確認作業を苦手としているので、ミスが許されず完璧さを求められる仕事にも向いていません。

仕事が雑にならないか不安?めんどくさがり屋の心配

めんどくさがりの人は「仕事が雑にならないか」不安を感じることもあるでしょう。

不安を取り除く対策を知っておきましょう。

チェックを仕組み化する

チェックを仕組み化しておくことで、考える必要がなくなり手間もかかりません。

一度チェックする手順を決めておけば、次回からはラクに確認できます。

ミスが許されない箇所はダブルチェックしてもらう

絶対にミスができない箇所はダブルチェックをしてもらいましょう。

自分では気づけない間違いに気づいてもらえることがあります。

ダブルチェックのポイントは、誰が・いつ・どのようにチェックするかを決めた明確なルールが大切です。

めんどくさがりと飽き性の違いとは?

「めんどくさがり」と「飽き性」は似ているようで違いがあります。

  • めんどくさがり

「面倒をなくしたい」という欲求が強いのが特徴です。
面倒を避けるための効率化が得意です。

  • 飽き性

新しいことへの興味が強いことを特徴としています。
好奇心が旺盛で新しいことを始めるのが得意です。

両方の特性を持っている人もいます。
その場合は、仕組み化をして手間を省きながら、適度に新しい方法を試して取り入れるのが長く続けるコツです。

よくある質問

めんどくさがりについてよくある質問をまとめました。

めんどくさがりは頭がいい?優秀?

面倒を避けるための工夫をする人は頭の回転が速い傾向です。

面倒ごとを避けるために逃げるのとは異なります。

めんどくさがりの部下へのおすすめの指導は?

どの部分で、なぜ面倒と感じるのかを部下と一緒に明確にしましょう。

明確にすることが、具体的な対処方法の提案に繋がります。

めんどくさがりを直すべき?活かすべき?

めんどくさがりは長所にもなるので活かすべきです。特性を活かすことで効率化が進みます。

めんどくさがりを面接で言ってもいい?

そのまま「めんどくさがり」と伝えるとネガティブな印象になるので、ポジティブに言い換えましょう。

たとえば「効率を重視する」「合理的」などがあります。

めんどくさがりを改善したい時は?

自分が面倒だと思うのはどのような場面なのかをメモしておきます。

メモしておいた場面を確認すると、面倒だと感じるシーンがパターンとして見えてくるでしょう。

あとは面倒だと思う場面にならないように対策すれば面倒に感じることもありません。

まとめ

この記事では、めんどくさがりについて解説しました。

めんどくさがりだからこそ仕事が早い人は多く、職場で評価が高い傾向です。
長所にもなるので積極的に活かせる方法を身につけましょう。

効率化の方法を試して、あなたの働き方をアップデートしてみてください。

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