転職で事務職に資格は必要?おすすめの8つの資格を紹介

未経験から事務職への転職を考えたとき「資格は必要なのかな?」と考える方も多いのではないでしょうか。

未経験から事務職は資格があった方がいい?

資格は、あなたのスキルや知識を客観的に証明してくれる武器になります

この記事では、未経験から事務職への転職に役立つおすすめ資格や、資格取得までの目安の勉強時間について解説します。

はじめて事務職へ挑戦したい方は、ぜひ参考にしてください。

目次

事務職への転職で有利になる資格

スクロールできます
資格内容
MOS
(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)
Microsoft Officeの操作スキル
ITパスポートITに関する基礎的な知識をカバー
秘書検定社会人の常識やマナー
ビジネス文書検定文書作成に必要な知識とスキル
情報セキュリティマネジメント情報セキュリティ確保のための基本的スキル
TOEIC英語でのコミュニケーション能力
日商簿記経理・財務の基本スキル
ファイナンシャルプランナーお金の幅広い知識

事務職の仕事内容

事務職の仕事内容は多岐にわたり、事務職の種類により違いがあります。

主にはこのような仕事内容です。

・データ入力

・書類作成

・電話・メール対応

・来客対応

・備品管理

事務職への転職には資格は必要?

事務職に必須となる資格はありませんが、資格によって転職に有利になる傾向があります。

資格は、あなたが一定の知識やスキルを身につけていることの証明になるからです。

応募者が複数いる場合には、資格によって根拠のあるアピールができます。

転職での資格は、アドバンテージとなります。

未経験なら資格はあった方がいいね!

転職での事務職おすすめ資格5選

事務職への転職を希望するときに、おすすめの資格を紹介します。

MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)

Microsoft Office製品のスキルを証明する資格です。

資格には一般レベルと上級レベルがあります。

多くの企業でMicrosoft Officeが使われているので、どんな職場でも役立つ資格です。

独学でも十分に合格可能です。

取得までの勉強時間の目安

・経験者 約40時間

・初心者 約80時間

ITパスポート

ITに関する基礎的な知識を証明できる国家資格です。ITについての試験では入門レベルの位置づけになります。

事務職としての最低限の知識の証明になります。

独学でも目指せる資格です。

取得までの勉強時間の目安

約180時間

秘書検定

ビジネスマナーが身についていることを証明できる資格です。

3級・2級・準1級・1級の4段階になっています。

転職に有利になるのは2級からとされているので、まずは2級の取得を目指しましょう。

独学でも十分に合格可能です。

2級取得までの勉強時間の目安

約20~70時間

ビジネス文書検定

社内外の文書を作成するためのスキルやマナーを証明できる資格です。

ビジネス文書の基礎を身につけられるので、書類作成をする事務職で役に立ちます。

3級・2級・1級の3段階の資格です。転職では2級以上が有利になるとされています。

独学でも十分に合格可能です。

2級取得までの勉強時間の目安

約50時間~70時間

情報セキュリティマネジメント

組織の情報セキュリティを確保するための基本的なスキルを認定する資格です。

サイバー攻撃などの脅威が複雑化するなかで、情報セキュリティは重要性が高まっています。

独学でも合格可能な資格です。

取得までの勉強時間の目安

約200時間

何から勉強したらいいのかな?

迷ったときには「MOS」が一番おすすめです!

転職での事務職おすすめ資格3選【専門スキル】

英語を使う職場や経理事務などで活躍できる、専門スキルを身につけられる資格を紹介します。

TOEIC

英語でのコミュニケーション能力を測るための試験で、グローバル化が進んでいる現代では注目されています。

試験結果は合否ではなく、スコアでの結果になります。

TOEICのスコアを昇進や昇格の基準にしている企業もあります。

600点以上が履歴書に記載できる目安ですが、英語を使う職場ではさらに高いスコアを求められます。有利になるスコアは700点以上とされています。

独学でTOEICのスコアを伸ばせます。

日商簿記

企業の規模や業種を問わず、経営や財政状況を明らかにして管理するスキルを証明する資格です。

経理事務や会計事務で、実用的で役に立つ知識を身につけられます。

3級・2級・1級の3段階です。

履歴書には3級から書けるとされていますが、経理などの専門とする分野では2級以上を目指しましょう。

2級は独学でも合格可能な資格です。

2級取得までの勉強時間の目安

・簿記3級取得者 約250~350時間

・初心者 約400~500時間

ファイナンシャルプランナー

税金や不動産、保険などお金に関する知識を身につける資格です。

金融系の企業では、知識が業務に直結して役に立ちます。社会保険などの知識も問われるため金融系以外での企業でも活躍するシーンが多くあります。

ファイナンシャル・プランニング技能検定は3級・2級・1級の3段階です。

2級を取得していると転職活動で強みになります。

独学でも合格可能な資格です。

2級取得までの勉強時間の目安

約150時間~300時間

事務職の資格を取得するメリット・デメリット

資格を取得するのにはメリットとデメリットがあります。

メリット

  • スキルや知識の証拠になる

資格があるとスキルや知識があると証明できます。

実務経験のみの場合には、知識が偏っているケースがありますが、資格を取得していることで、くまなく知識があるとわかります。

  • スキルアップに努める姿勢をアピールできる

資格があるとスキルアップに努めている姿勢をアピールできます。

事務職は基本的に必須資格がないことがほとんどなので、自主的に学ぶ姿勢があると判断されて、評価につながることがあります。

  • キャリアアップできる可能性がある

未経験で事務職への転職を希望するときには、実務経験の不足を補うのが資格です。

資格で業務に必要な知識やスキルを習得している裏付けとなります。

未経験での転職にチャレンジするときには、資格は強い味方です。

  • 評価や給与アップにつながる可能性がある

転職だけでなく、職場での評価や給与アップにつながる可能性があります。

資格を昇進や昇格の条件にしている企業も多くあります。

デメリット

  • 費用と時間がかかる

資格を取得するには、当然ながら費用と時間がかかります。

自分のスケジュールや使える時間で、取得する資格を選ぶのもよいでしょう。

貴重な時間と費用を有効に使おう!

事務職の資格取得するときの注意点

資格を取得するときの注意点を解説します。

  • マイナーすぎる資格は避ける

取得する資格を選ぶときには、マイナーな資格は避けましょう。

認知度が低い資格を取得しても、面接担当者や採用担当者が知らない資格では評価につながりません。

貴重な費用と時間を使うなら、認知度が高く評価されやすい資格を選びましょう。

  • 資格取得を目的にしない

資格の取得を目的にしないようにしましょう。

資格は転職やキャリアアップ、自己成長などの目的のための手段です。

取得を目指した当初の目的を忘れないようにしましょう。

  • 勤務先で使える資格を目指す

取得する資格は、希望する業種・職種で役に立つ資格を目指しましょう。

業務につながる資格だからこそ、資格が評価されます。

企業研究や調査をして、使える資格を検討するのがポイントです。

事務職の資格取得には教育訓練給付制度の利用もおすすめ

資格取得には教育訓練給付制度の利用もおすすめです。

雇用保険の制度で、一定の条件を満たしているときには、受講費用の一部についてハローワークから給付金を受けられます。

対象となる講座には、日商簿記やTOEICなどの事務職としておすすめな講座があります。

よくある質問

転職での事務職の資格についてよくある質問です。

事務職は未経験で資格なしでも転職できますか

資格が必須とされていない求人でも、未経験では資格があった方が有利です。

実務経験がないかわりに、資格がアピールポイントになります。

資格なしで転職できないわけではありませんが、事務職は人気な職種なので、少しでも有利になるように資格の取得をおすすめします。

資格の勉強で途中で挫折しないか不安です

資格を取得する目的を忘れないようにしましょう。資格は目的ではなく手段です。自分の希望する働きかたを実現するためにモチベーションを維持しましょう。

まとめ

この記事では、転職で事務職におすすめの資格について解説しました。

事務職では、資格が必須とされる求人はほとんどありません。必須ではないからこそ、資格はあなたの強みになります

今回ご紹介した資格は、どれも実務で役立ち、採用担当者からの評価につながるものばかりです。

資格を取得して、一歩リードして転職活動をしましょう。

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