転職履歴書の学歴はどこから書く?迷わない正解ルール完全ガイド

転職履歴書の学歴はどこから書く?迷わない正解ルール完全ガイド
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記事まとめ(要約)
  • 履歴書の学歴は最終学歴まで正確に記入する
  • 義務教育(中学以前)は省略可能
  • 学校名や学部や正式名称で書く
  • 記入例と早見表で迷わず書き進められる

転職活動における履歴書で「学歴はどこから書けばいい?」「最終学歴だけで大丈夫?」と迷っていませんか。

履歴書の学歴欄は思った以上に書き方に迷いやすく、少しの書き方の違いで印象が変わることもある項目です。ルールを知らないままだと判断に迷うかもしれませんが、ポイントを押さえれば安心して書き進められます。

この記事では、履歴書の学歴欄の正しい書き方や早見表、記入例を整理して解説します。

最後まで読めば、書き方の迷いや不安をすべて解消し、自信を持って提出できる履歴書を完成させられるでしょう。

本記事のライター
伊藤えま
  • 採用・人事歴10年以上
  • 中途採用で900名以上を選考
  • 採用統括責任者として書類選考・面接・採否の決定を担当
  • 人事評価基準の策定・人事考課にも従事
  • 社員のキャリア相談を多数経験
  • 2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP)

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目次

転職の履歴書「学歴」はどこから書く?|基本ルールと原則

履歴書の学歴欄は、一行目の書き出しを誤ると「これで大丈夫かな」と不安が残りやすい項目です。とはいえ、基本ルールさえ押さえれば決して難しくありません。

ここでは「どこから書くか」について、ルールを解説します。

転職の履歴書基本ルール|義務教育は省略してOK

「中学卒業から書くべきか」「小学校は省くのか」と、最初の一行で迷っている方もいるのではないでしょうか。結論から言うと、企業から特段の指示がない限り、転職の履歴書において義務教育は省略して問題ありません

採用側が学歴欄で確認したいのは、あくまで職務に関連する専門知識の土台や、最終的な学歴だからです。義務教育は誰もが通過していることが前提となっているため、省略した方がすっきりとして重要な情報が伝わりやすくなります。

実際の採用現場でも、中学校以前の記載がない履歴書が一般的です。

転職の履歴書においては、中学校までの義務教育期間は記載を省いても問題ありません。

転職では履歴書の学歴はどこまで見られる?|企業側の視点

転職では、学歴そのものよりも、整合性や正確さが重要視されます。採用側は学歴欄を単なる事実として見るだけでなく、職歴と年号と整合性が取れているか、「つながり」まで細かくチェックしています。年号のズレや不自然な省略があると、確認に時間がかかり、印象に影響するかもしれません。

採用担当者が学歴欄でチェックするポイントは以下のとおりです。

  • 入学と卒業の年が同一か
  • 職歴との時系列が矛盾していないか
  • 省略が不自然に行われていないか

つまり、学歴欄は「経歴に違和感がないか」を見るための判断材料になります。記載内容に不自然な点があると「都合が悪い事実を意図的に隠しているのではないか」と、不信感を抱かれるリスクがあります。

履歴書の学歴で大切なのは、内容の正確さはもちろん、「読みやすさ」と「確認しやすさ」といった相手への配慮です。とはいえ、基本ルールさえ押さえて書けば、過度に心配する必要はありません。

高卒・専門卒・大卒・大学院修了|転職で使う履歴書の書き出し早見表

学歴は義務教育を省略し、最終学歴までの流れを年号順で書くのが基本です。ここでは、学歴の書き出しを高卒・専門卒・大卒・大学院修了ごとに整理した早見表で整理します。

学歴書き出し(どこから)
高卒〇〇高等学校 入学
専門卒〇〇高等学校 卒業
大卒〇〇高等学校 卒業
大学院修了〇〇高等学校 卒業

最終学歴が専門卒・大卒・大学院修了の場合は、高等学校の入学は省略しても構いません。採用担当者が確認したいのは、学歴の正確さと経歴の整合性であり、入学時期まで細かく書く必要はないためです。

ここまでを整理すると、どの最終学歴でも迷わず書き出せるでしょう。

転職の履歴書|学歴欄で迷いやすい書き方ルール

履歴書の学歴欄は、年号や表記方法で迷う人が多く、書き方を間違えると印象に影響しかねません。ここでは、基本ルールを整理します。

履歴書の学歴欄書き方例

1行目の中央に「学歴」と書く

学歴欄の書き出しは、1行目の中央に「学歴」と記入するのがルールです。採用担当者が学歴と職歴を一目で区別できるようにするためで、履歴書全体の見やすさにもつながります

最初の行に「学歴」と書かずに、入学年や卒業年から始めると、職歴と混同されることもあるかもしれません。

学歴欄の冒頭に「学歴」と書くことで、採用担当者に正確で整理された印象を与えられます。

西暦・和暦はどちらでもOK?統一ルール

学歴は西暦でも和暦でもどちらでも問題ありませんが、履歴書内での統一が必須です。途中で表記が混在すると読みづらく、記載ミスと誤解されるリスクがあるためです。

よくある場面として、和暦と西暦を混ぜて記載してしまい、採用担当者が計算し直す必要が出ることもあります。

年号の表記は、「西暦」か「和暦」のどちらか一方に統一することで、読み手に迷いを与えず、正確で整った印象を与えられます。

学校名・学部・学科名は正式名称で書く

学校名・学部・学科名は、すべて略さずに正式名称で記入するのがマナーです。

大学卒業であれば、「〇〇大学 〇〇学部 〇〇学科 入学」のように記載して、それぞれの項目の間に1文字分のスペースを空けます。コース制を導入している高校の場合は「〇〇高等学校 〇〇コース 入学」と正確に記載しましょう。

細部まで正式名称で統一することで、書類全体の信頼性が高まります

学歴の入学・卒業年度を間違えないための確認ポイント

履歴書の学歴欄で意外と多いのが、入学・卒業年度の記載ミスです。特に早生まれの人や浪人・留年、社会人入学などがある場合、一般的な進学モデルと実際の年号が一致しないことがあります

入学・卒業年度を確認する際は、以下のポイントを意識しましょう。

  • 卒業証書や成績証明書など、正式書類を確認する
  • 学校の公式サイトや募集要項で学年暦を確認する
  • 記載後に職歴との年号のつながりを見直す

年度が正確であれば、学歴と職歴の流れに違和感がなくなり、採用担当者がスムーズに経歴を確認できます。ひと手間を惜しまず、必ず確認することが、ミスを防ぐ近道です。

記入例・見本で確認|転職の履歴書学歴欄

最終学歴はもちろん、中退や編入、留学といった経験の有無など、人によって学歴は異なります。ここでは、高卒から大学院修了までの基本的な書き出し例を整理し、そのまま履歴書に書ける形式で紹介します。

高卒・専門卒・大卒・大学院修了|履歴書の学歴記入例

  • 高卒

20XX年 4月 〇〇高等学校 入学
20XX年 3月 〇〇高等学校 卒業

  • 専門卒(2年制)

20XX年 3月 〇〇高等学校 卒業
20XX年 4月 〇〇専門学校 〇〇学科 〇〇コース 入学
20XX年 3月 〇〇専門学校 〇〇学科 〇〇コース 卒業

  • 大卒

20XX年 3月 〇〇高等学校 卒業
20XX年 4月 〇〇大学 〇〇学部 〇〇学科 入学
20XX年 3月 〇〇大学 〇〇学部 〇〇学科 卒業

  • 大学院修了

20XX年 3月 〇〇高等学校 卒業
20XX年 4月 〇〇大学 〇〇学部 〇〇学科 入学
20XX年 3月 〇〇大学 〇〇学部 〇〇学科 卒業
20XX年 4月 〇〇大学大学院 〇〇研究科 〇〇専攻 修士課程 入学
20XX年 3月 〇〇大学大学院 〇〇研究科 〇〇専攻 修士課程 修了

中退・編入・休学がある場合|履歴書の学歴記入例

  • 中退

20XX年 3月 〇〇高等学校 卒業
20XX年 4月 〇〇大学 〇〇学部 〇〇学科 入学
20XX年 1月 〇〇大学 〇〇学部 〇〇学科 中途退学

  • 編入

20XX年 4月 〇〇高等学校 入学
20XX年 3月 〇〇高等学校 中途退学
20XX年 4月 △△高等学校 編入学
20XX年 3月 △△高等学校 卒業

  • 休学

20XX年 3月 〇〇高等学校 卒業
20XX年 4月 〇〇大学 〇〇学部 〇〇学科 入学
20XX年 3月 〇〇大学 〇〇学部 〇〇学科 休学(△△のため)
20XX年 4月 〇〇大学 〇〇学部 〇〇学科 復学(△△のため)
20XX年 3月 〇〇大学 〇〇学部 〇〇学科 卒業

留学経験がある場合|履歴書の学歴記入例

20XX年 3月 〇〇高等学校 卒業
20XX年 4月 〇〇大学 〇〇学部 〇〇学科 入学
20XX年 4月 20XX年3月までアメリカ合衆国〇〇大学〇〇学部〇〇学科に交換留学
20XX年 3月 〇〇大学 〇〇学部 〇〇学科 卒業

提出前に確認したい履歴書の学歴チェックリスト

履歴書を書き終えたら、最後にもう一度見直しましょう。自分では完璧だと思っていても、意外な見落としが潜んでいるものです。

特に注意して確認すべき項目は、以下のとおりです。

  • 年号のズレや矛盾
  • 学校名・学部名の略称
  • 学歴と職歴の区切りミス
  • 西暦・和暦の表記揺れ
  • 入学・卒業の書き漏れ
  • 誤字脱字の有無
  • 項目間のスペースの有無

これらのポイントをチェックしておくことで、書類全体の信ぴょう性が高まります。

不自然な箇所をゼロにし、採用担当者に「丁寧で正確な仕事ができる」と安心感を与えられる状態を目指しましょう。

学歴欄を書けたけれど不安が残る人へ|確認しておきたい次の一歩

学歴欄は書き終えたものの、「これで正しいのかわからない」と不安が残る人もいるかもしれません。自信がない場合は、第三者の目で確認すると安心です。

YES/NOで分かる「第三者に確認したほうがいいケース

履歴書を第三者に確認してもらうべきかは、状況に応じて簡単に判断できます。以下の簡単なYES/NOチャートで、確認が必要かを診断してみましょう。

第三者の確認が必要かどうかの診断チャート

Q1:編入・中退・休学・留学など、特殊な経歴がありますか?
 → はい → Q2へ
 → いいえ → 信頼できる身近な人でも確認可能

Q2:年号や表記に自信がありませんか?
 → はい → 転職エージェントや公的支援で確認
 → いいえ → 自分または身近な人の確認で十分

記載方法に迷いがなく、一般的な経歴のみを記載する場合は、身近な人への確認だけでも十分に効果的です。一方、経歴に特殊性がある場合や確性・印象のチェックを重視する場合は、専門家の第三者に確認してもらうと安心できます

履歴書を第三者に見てもらうメリット

履歴書を第三者にチェックしてもらうことで、誤記を防げるだけでなく、内容の見やすさや伝わりやすさを向上させられます。

多くの書類を短時間でチェックする採用担当者にとって、見やすく分かりやすい書類は、印象を左右する判断材料です。第三者の視点を通すことで、読み手のストレスを最小限に抑えた「伝わる書類」へとブラッシュアップが可能です。

多くの転職エージェントでは、書類選考通過の可能性を高めるために、応募書類の書き方を熟知したアドバイザーによる添削サービスを実施しています。プロに見てもらうことで、細かい部分を修正でき、面接官に読んでもらいやすい履歴書に整えられます。また、書き方の改善点だけでなく、どの表現が好印象かといったアドバイスも得られるのは現場視点ならではです。

履歴書に自信が持てない場合は、第三者にチェックしてもらうとスムーズに転職活動を進められるでしょう。

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転職で使う履歴書の学歴欄についてよくある疑問Q&A

転職で使う履歴書の学歴欄について、よくある疑問をまとめました。

転職で使う履歴書の学歴はどこまで書けばいい?

学歴は最終学歴まで書くのが基本です。採用担当者が応募者の学歴から職歴につながる全体像を把握できるようにするためで、途中で省略すると、経歴のつながりが分かりにくくなります。

転職の履歴書で学歴を省略していい?

基本的に、高等学校以降は省略せず記入してください。省略すると学歴の流れが分かりにくくなり、面接官が応募者の経歴を正確に把握しづらくなります。

転職の履歴書で学歴を間違えたら不利になる?

学歴の誤記は信頼性に影響します。採用担当者は正確な情報を重視するため、誤りがあると細かいチェックをした際に印象が悪くなる可能性があります。

学歴と職歴、どちらが重視される?

職歴の方が重視される傾向があります。転職活動では即戦力としての経験やスキルが評価対象となるため、学歴は補足情報として捉えられることが多く見られます。

まとめ|転職の履歴書で学歴は正確さが最優先

この記事では、転職活動における履歴書の学歴欄の書き方について解説しました。

学歴は最終学歴まで正確に記入し、年号や学校名の表記も統一することで、履歴書の信頼性が高まります。不安であれば、書いた内容を第三者にチェックしてもらい、安心して提出できる状態にしましょう。

学歴とあわせて他の項目の書き方もチェックしておきましょう。

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履歴書と合わせて職務経歴書の書き方も確認しておくと安心です。

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※本記事に使用しているアイキャッチ画像は、GeminiのAIサービスにより生成された画像を含みます。

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